東日本大震災での液状化現象
東日本大震災で首都圏において大きな被害をもたらしたのは「液状化」です。
東京湾の沿岸部だけでも東京ドーム900個分に相当する約4200ヘクタールで液状化が起きました。
住宅被害は関東地方だけで約1万7000棟。
液状化による被害規模は”世界最大”といわれ、今後の液状化対策は急務となっております。
液状化は海辺だけではない?
千葉県各地で起きた液状化現象による被害は、海岸沿いだけではなく、内陸にある我孫子市でも起きました。
床がまるで土俵のように盛り上がり、家全体が床の中心だけを残して沈み込みました。
また、多くの家では風呂場に土砂が流れ込んだり、土砂が畳を持ち上げたりするなどの被害を受けました。
「沼」「沢」「池」など水に関連する場所は液状化する素質があります。
古地図をみて、昔は沼や川だった土地は埋め立てられて、ゆるい盛土地盤になっている危険性があります。
あなたの土地(地盤)は大丈夫ですか?